公開:1977年 | 制作:イギリス…
キャスト・スタッフ
出演 | (ブラウニング中将) | ダーク・ボガード |
(アーカート少将) | ショーン・コネリー | |
(バンドルール中佐) | マイケル・ケイン | |
(ソサボフスキー准将) | ジーン・ハックマン | |
(スタウト大佐) | エリオット・グールド | |
(フロスト中佐) | アンソニー・ホプキンス | |
(ドーハン軍曹) | ジェームズ・カーン | |
(ギャビン准将) | ライアン・オニール | |
(クック少佐) | ロバート・レッドフォード | |
(ホロックス中将) | エドワード・フォックス | |
監督 | リチャード・アッテンボロー | |
原作 | コーネリアス・ライアン | |
音楽 | ジョン・アディソン | |
脚本 | ウィリアム・ゴールドマン | |
製作 | ジョセフ・E・レヴィン | |
リチャード・P・レヴィン |
見どころ/ストーリー紹介
第2次大戦中、ドイツ軍の猛攻にさらされた連合軍最大の激戦を描く戦争巨編
連合軍の失態を空前のスケールとオールスターキャストで描く意味は重い。戦争の愚かさをまざまざと見せ付けられる。空挺部隊の降下シーンは語り草になるほど迫力は十分。
ノルマンディー上陸作戦から3カ月後、連合軍はドイツ軍がオランダへ撤退したの機に、空と陸の両方から攻めるマーケット・ガーデン作戦を展開し、ベルリンへの進撃路を切り開こうとする。だが、作戦はことごとく裏目に出て、ドイツ軍の猛攻に遭ってしまう。
感想・レビュー
連合軍によるマーケット・ガーデン作戦を豪華キャストで映像化した約3時間の巨篇。映画的なカタルシス皆無の泥臭く虚しい話で、「失敗の本質」を体現するかのような内容だった。不利な事前情報は上がっていたのに、上司に情報を握りつぶされた上にうざがられて無理矢理休暇を取らされる下士官が不憫だった。気持ちはわかるけど、あまりにも大きい流れは事実を以ても変えられないのよ。忖度と調整の結果を描いている面もあるからいい映画だなと思う。史実だから結果は変えられないが、ラスト30分を華々しくしようと思えば全然できたと思うけど、礎になった人をあえて淡々と描写して虚しさを強調している印象を受けた。 映像としては、人力でよくここまで撮影できたなと感心。パラシュート降下や浮島を使った橋梁、ペラペラなボートによる渡渉など泥臭さ満点。アナログの迫力はやっぱりあると思う。
戦争にはヒーローなんかいなくて(ロバート・レッドフォードがちょっとヒーローっぽかったけど)、それどころかまるるでバカ合戦のように失敗を応酬するという間抜けでリアルな話。 写真3枚で方針は変えられないと言うバカもいれば、敵の作戦計画書を偽物と決めつけるバカもいます。あまりに壮絶なバカ合戦に目が飛び出そうになりました。 映画は淡々と3時間、事実と時系列に沿って進むだけですが、そういうのは割と好みです。
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